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中古車業界のオークション

中古車オークションと中古車業界について


中古車市場はここ数年の間はほぼ横ばいの業績が続いています。この業界は大きい様で積極的に関与している企業の中でそれなりの規模での取引を行っている業者は11社程になっており、年間の売上高は3900億円前後で安定しています。この業界は一般企業や個人に対しては解放されておらず、中古車オークションと呼ばれる中古車市場で取引が行われています。
ここ数年では自動車販売台数の減少とオークション相場の下落などあまり芳しくない状況が続いています。プラス成長が確認できていたのは平成19年ころまでで、その後は成長が鈍化して横ばいを維持するにとどまっているのです。この業界をけん引しているのは中古車取扱業者としては有名なガリバーインターナショナルやユー・エス・エス、アップルインターナショナル、カーチスなど買取やオークション型の企業が肩を並べています。これらの企業は上場企業でもあり、中古車市場が一つの業界として認知されている証であるとも言えるでしょう。
この中古車市場は新車販売に強い関連を持っています。新車が売れた時に発生する下取り車両が中古車オークションに流れて一台の商品が生まれるのですが、その新車販売が景気の影響を受けやすいのが問題となります。自動車メーカーとは違い、自力で自動車を取り揃えることに限界がある中古車市場では互いに車両を取引するための中古車オークションという仕組みがどうしても必要だったのです。しかし車両不足がユーザーの中古車への興味を減速させ、結果として中古車オークションの相場をも下落させてしまう結果になりました。その後現在に至るまでエコカー減税など様々な新車需要を喚起したことにより状況の開園が進んでいますが、それでも横ばいの業績を維持するに留まっているのです。
この中古車オークションは一般のオークションと同じく需要と供給で値段が決められていきます。そのため新車が多く売れる2月3月などの時期に中古車市場も活気を取り戻す傾向にあります。しかし中古車市場というのは様々な種類の車種があり、それぞれにグレードが存在しておりカラーリングまで入れると多くの組み合わせがあります。そこに内装まで考慮すると無数のパターンが存在してしまいます。そのような環境下で希望全てを満たす中古車を見つけるのは至難の業でした。そこで生まれたのが業者の垣根を超えて取引をする中古車オークションでした。これにより多くの車が新しいオーナーに売れていくことになります。